ポータブル電源で可能となる行動

ポータブル電源というものをご存知でしょうか。
今ではアウトドア用品として、比較的どこでも手に入れられるものとなりました。
このアイテムが登場したのは2010年からで、当初は防災アイテムという名目で販売されていたものです。

ポータブル電源が普及した背景

なぜこのようなものが売られるようになったのかというと、1996年に阪神淡路大震災・2008年に東北地震があったからです。
大きな災害が発生すると必ず停電になります。
われわれの日常生活に電気は欠かすことが出来ず、家電すらも機能できない事態になるわけです。
多くの方が避難をしているなか、家電が使えないことで不便な暮らしを強いられるわけで、その問題を打開できるのがポータブル電源となります。
基本的には12kwh程度の簡易的なものですが、中には医療機関などでは120kwhの大型電源も置かれています。
このアイテムの平均価格は4万円前後と少しお高いですが、自治体によっては購入するときに一部補助金を負担するところも多くなりました。

ポータブル電源で実現できる快適な暮らし

そこでここでは簡単に、ポータブル電源を持つことで実現できる快適な暮らしの一例を見てきましょう。
一番利用シーンが多いのがキャンプではないでしょうか。
最近はソロキャンプも流行っており、1台電源を持っておくだけで過ごしやすい環境を整えることができます。
スマートフォンやパソコンをキャンプ場に持ち込む方も多く、そのシーンでは必ず電気を使用しなくてはいけません。
これらのデータ端末は5V程度の電気しか必要がないので、コンパクトな10kw程度のものでも構いません。
重要なシーンで避難生活を支える場合もあります。
家族4人で約2週間の避難を想定すると最大で100kwhの電気を要するわけです。

ポータブル電源の購入方法

その時は中型のポータブル電源を購入するのが望ましいでしょう。
ホームセンターやネット通販サイトで販売されていて、大半が4種類以上の製品で構成されています。
必ず最大出力の表示をなされているので、それを参考にして適切なものが買えます。
もしも自分で選択ができないときは、在籍しているスタッフに尋ねるようにしましょう。
利用シーンと家族の人数を伝えれば、適切なものを選んでくれます。
今は日本各地で必ずといって良いほど大きな災害が発生しています。

まとめ

普段から避難生活を想定しておき、その時必要となるアイテムを自宅にストックしておくことが重要です。
ポータブル電源はとても役立つので、1台買っておいて損をすることはありません。

 

関連リンク
ポータブル電源 DISCOVERER 600